シャトー・ラフルール・デュ・ロワ 2013 750ml [16274]

シャトー・ラフルール・デュ・ロワは、ボルドー五大銘醸地区の中で最も小規模なポムロール地区にある。その昔、１２８９年に十字軍の騎士団が、この地区に病院と教会を建て、ポムロールワインを巡礼者達に飲ませて休息させていた記録が残っている。しかし１００年戦争（１３３７〜１４５３年）のときに、この地は戦場と化し、葡萄園はほぼ全滅し、現在のポムロールの葡萄園は１００年戦争以降に再生されたものなのである。さてワインは、熟したイチゴのような、甘酸っぱい果実香と、優しい樽香のバランスが申し分なし。皮や下草の香り。味わいは生き生きとして酸味と質の良いタンニン、完熟した果実味のバランスが実に素晴らしい。複雑で、とても長い余韻。２０１３は最後の蔵出しとなります。